発達障害者が気持ちよく学習できる場所
子どもは皆無限の可能性を秘めていますが、それは発達障害の子であっても同じです。
他者とのコミュニケーションをとるのが苦手、落ち着きがなくて授業に集中できない、特定の能力を習得するのに人の何倍も努力が必要などの特徴は、短所と見るよりも個性ととらえたほうが良いでしょう。
自閉症スペクトラム障害、注意欠如多動性障害、学習障害など、発達障害にも色々な種類がありますが、脳の働き方が生まれつき異なっているという点は共通しています。
脳の働き方が違うため、集団生活の中で身につけられる知識やスキルなどにも差が出てきますが、そうしたことは特に大きな問題ではありません。
大事なのは、本人が気持ちよく勉強できるような環境を、周囲のサポートによって提供してあげることです。
自分らしく生きるために学ぼうをスローガンにしたさくらんぼ教室は、自閉症や学習障害などの発達障害をもつ子どもたちのために立ち上げられた教室です。
1990年に地域のボランティア活動から始まった教室は、すべてオリジナルの教材を使用しているのが特徴。
生徒の年齢層は2歳から社会人までと幅広く、20年間通っている人もいます。
社会人として生きていくために必要な能力を身につけるソーシャルスキルトレーニングがあるのも大きな特徴で、座学だけではなく、ロールプレイを通して理解を深めることができます。
医療機関や支援機関とも深いつながりを持ち、講演や出張授業などを通しての啓蒙活動にも力を入れている団体です。